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空族祭SS アイス


No.31

■ネグロ奴隷解放 プレオープニングイベント 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/14(水) 22:38

(ネグロの奴隷市場に関するクエスト終了後)
【ファッティホエール号】
アケチ「街で集められた情報、それと今までネグロで助けた人の話。
これで、奴隷市場の入り口らしい場所がわかったぞ」
ユイ「えっ!」
クロエ「本当か!?」
アケチ「うん。殆どの人が、『ドリーミングカジノ』について話してくれたんだ。
貧困層はおろか金持ちでもほとんど入れない、ネグロの中でも特にお偉方限定の会員制カジノらしいんだ。
で、その会員ってのが」
クロエ「奴隷市場の利用者、ってわけか」
アケチ「多分」
ユイ「つまり、そこから押し入っちゃえば市場が……?」
アケチ「でも門前の警備はかなり厳重で、正面突破はまず無理だろうね」
クロエ「……空から乗り込むか?」
アケチ「それでも、ネヴィルは相当でっかい飛行艇を持ってるらしい。
正面突破よりは可能性がありそうだが……どうする?」
ユイ「どっちにしろ危険よね。でも、このまま見逃すのも……ユウ?」
クロエ「………………」

(新しいクエストが追加されました!)

〔その頃……〕
【ネグロ 奴隷市場の一室】
スカイン「YO-YO。近頃、女の子の提供が少ないんじゃねーNO? ネヴィルちゃん」
ネヴィル「……手口がマンネリなのか、来てくれる子が減ってましてねぇ」
スカイン「そこじゃネーだロ? なんでも、最近市場の情報がドーンドーン流出してるそうじゃNE-カ」
ネヴィル「フン、あの虫けらのような野良空族の仕業ですよ、クロエとかいう」
スカイン「クロエ? そういや、葬儀屋、軍団でも話は聞いたナ
色々、うろちょろ、やってるらしいし、その内ここにも来るかもナァ」
ネヴィル「ホッホッホ、そんなチャンスがあれば、ワタシが直接出向いてあげましょう。
ギャルド号は、民間人の飛行機もどきとは訳が違う。ワタシが直々に撃ち落してやりますよ」
スカイン「(……だといいんだけどYO 一応、こっちも、準備しとくか銃一丁! ヒャヒャヒャ……!)」





No.39

■パライソ:ミソラうろつきイベント 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/15(木) 23:46

【うろつき連続イベント1 ミソラ登場】
パライソうろつき2回目

(トンテン、カンカン)
クロエ「へえ、パライソにも飛行機工場はあるんだな」
ユイ「入ってみよ、何か情報があるかもしれないし」

ミソラ「えっと、これを…… あ、いらっしゃいませー! ネイビ工場です!」
クロエ「あ、どうも。
(かなり小さいな)君は見習いの子かな?」
ミソラ「そうですよ。それと、ここの工場の跡継ぎで、お店番もしてます」
クロエ「へぇ、偉いな」
ミソラ「えへへ。その格好、パイロットさんですか?」
クロエ「ああ、うん」
ミソラ「やっぱり!
じゃあ、じゃあ、せっかくだしうちでメンテナンスとか修理とかしていきませんか?
今ならあたしお仕事ないし、500ペラで引き受けますよ?」

→A:頼む
 B:やめとく
(Bを選ぶとこのイベントは終了。次回以降の訪問でAを選ぶまでメンテナンスをするかしないかの汎用イベント)


ミソラ「ありがとうございまーす!」
あ、そうだ、まだ名前を言ってませんでしたね。
ネイビ工場の、ミソラです」
クロエ「ミソラちゃんか。俺は、クロエ・ユウだ」
ミソラ「覚えました!
それじゃ、がんばるぞー!」

〔そして……〕
(ミソラ、修理中)
クロエ「まだ12歳位に見えるけど、なかなか手際がいいな」
アケチ「確かに。きっと小さい頃からやってるんだろう」

(カンカン……ボゴッ)

ミソラ「あぁっ、やっちゃった!
お、おとーさん、おかーさーん!」

クロエ「うーん、でもまだまだ未熟みたいだ」
ユイ「あ~ん、なんかカワイイ。手取り足取り教えてあげたいな」

500ペラ払った 飛行機のHPが30上がった
(これからは、パライソにうろつきでいつでもネイビ工場に行けます)

【うろつき連続イベント2 ユイおねえさん】
パライソうろつき3回目以降、うろつきで最初に「ネイビ工場に行く」を選択

(カンカン、カン)
ミソラ「あ、クロエさんたち。いらっしゃいませ!」
クロエ「ミソラちゃん。元気にやってるな」
ミソラ「はい! 今日は依頼がないからおとうさんから課題を出されてて……
(ガン!)
あ痛ぁ!」
ユイ「あっ……」
ミソラ「ふええ、また失敗しちゃった……ぐす」
クロエ「あああ、俺がよそ見させちゃったみたいでごめん」
ミソラ「ううん、あたしが集中してなかったんです。もう一回……いったぁい!」
ユイ「…… ああ、そこはね。打ちつけるより先に、こっちのビスを付けた方がいいわよ」
ミソラ「え? あ、ありがとうございます」
ユイ「それから順番も。まず対角線になるようにつけて、それから」

アケチ「ゆ、ユイ? 目が凄く……やる気に満ちてるんだけど」
ユイ「だって、この子可愛いんだもん! スジはいいし、教え込んであげたい!」
ミソラ「へ?」
ユイ「そうそう、名前はユイ。『ユイお姉さん』って呼んでくれていいからね
今日一日、ばっちりレクチャーしてあげる!
ああ心配しないで、これでも修理は上手いんだから」
ミソラ「あ、あの?」
アケチ「どうしよう……こうなったらユイは止まらないぞ」
クロエ「仕方が無い。 ミソラちゃん、ユイはなかなか腕のいい技師だし、勉強にもなると思うから……
しばらく、教えてもらってやってくれないか?」
ミソラ「は、はい。いいですけど」
ユイ「よーっし、それじゃあ『ユイお姉さんの修理講座』、始めるよ!」

〔そして……〕

ミソラ「わあああい! 出来たぁ! ユイお姉さん、ありがとうございます!」
ユイ「ミソラちゃんよく出来ましたー! よく頑張ったぁー! ほれ、むぎゅー!」
ミソラ「わっ!」

アケチ「すっかり仲良くなってるな」
クロエ「ユイも楽しそうだったし、いいんじゃないか」

ユイのHPが全回復した! パーティ全員のHPが少し回復した


【うろつき連続イベント3 若い?】
パライソうろつき4回目以降、うろつきで最初に「ネイビ工場に行く」を選択 「ユイおねえさん」を見ている

クロエ「それにしてもミソラちゃんって、若いのに頑張ってるよな」
ミソラ「おとうさんとおかあさんには、あたししか子供がいませんからね。
だから、工場を継ぐためにもあたしがやらないと」
ユイ「うんうん。これからも私がばっちり教えてあげるからね。
今はまだでも、あと4、5年もあれば立派な技師になれるよ!」
アケチ「それにしても、その年齢でこれだけ出来るのは凄いと思うぞ」
ミソラ「そうですかね? あたしの歳なら、このくらい普通ですよ。
むしろあたしがちょっと遅いくらいです」
アケチ「ひええ、ミソラちゃんは向上心あるな。俺も頑張んないと」
クロエ「工場で見習いを始めてから、どれくらいなんだ?」
ミソラ「えっと、8年くらいですね」
クロエ「8年!? ってことは、相当小さい時から……」
ミソラ「……? あ!……えっと、ちょっと確認していいですか?」
クロエ「なんだ?」
ミソラ「あたしのこと、何歳だと思ってます?」
クロエ「見ればだいたいわかるさ。11歳か12歳、14以上はない……」

ミソラ「あたし、18歳です!!」

クロエ「……え」
ク・ユ・ア「えええええええええええええ!?」

ユイ「ってことは、わ、私たちよりも1コ年上……!?」
ミソラ「うう、やっぱりそうだったんですね」
クロエ「あああ、ご、ごめん、いやごめんなさい。 そういうつもりじゃなくて」
ミソラ「いーです。わかってますよ、わかってましたよ
あたしの見た目が幼いことぐらい。ふーんだ」
アケチ「あ、う、その」
ミソラ「キズつきました。とってもキズつきましたー。
だから…………今日は、この工場で修理させてくださいよ!」
クロエ「わ、わかった。いいよ」
ミソラ「わーい! おとーさん、おかーさん、お客さんだよー!!」

1000ペラ払った 飛行機のHPが全回復した!

(以降、奴隷市場の話を聞いていない限り、工場では修理するだけの汎用イベントが発生)





No.47

■パライソうろつき:レッドローズ参上! 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/16(金) 23:47

【パライソうろつきイベント:レッドローズ参上!】
パライソうろつきで「ネイビ工場へ行く」を選択、「ユイお姉さん」「若い?」を見ている

クロエ「静かだな……」
ミソラ「ん? いらっしゃいませー!」
クロエ「あ、どうも。今日はお留守番?」
ミソラ「そんな言い方ないでしょう! 見習いでも、れっきとした工場員なんですから」
クロエ「わ、悪かったよ(この前のこと、まだ気にしてるのかな……)」
ミソラ「いいですよ。あたしはオトナですからそこまで怒らないです、ええ」
クロエ「(やっぱり気にしてる!)えっと、お父さんは?」
ミソラ「今日はですね、おとーさんは出張修理、おかーさんはお買い物でいません」
ユイ「そっかそっか、じゃあまた私と一緒にお勉強する?」
ミソラ「いいんですか? わあい! お願いします、ユイお姉さん!」
アケチ「え、そこはいいの!?」
ミソラ「ユイお姉さんですもん!」
クロエ「訳がわからん……」

ミソラ「あれ? ごめんなさい、パーツがないです」
ユイ「あっちゃ。どこかに予備のがあるかな? なかったら今日はやめにしよっか」
ミソラ「確か倉庫に……あ、やっぱりダメです」
ユイ「ダメ? 倉庫にはないの?」
ミソラ「あるにはあるんですけど、この前おとーさんに『倉庫には入るな!』って言われちゃって」
クロエ「前に倉庫で怪我でもしたか?」
アケチ「それとも、危険なものがしまってあるとか」
ミソラ「いえ、そんなはずはないです。でも何ヶ月か前に突然おとーさんに言われて……」
ユイ「いいじゃん、入っちゃおうよ。 何か有ったら私が謝ってあげるから。
   それに、突然『入るな』なんて言われたら、中が気になっちゃうもんでしょ?」
ミソラ「んー……そうですね! 入っちゃいましょう! あ、クロエさん!」
クロエ「ん?」
ミソラ「そこの高棚に鍵があるから、取ってください!」
クロエ「(なるほど、届かないのか)」

〔そして……〕

(カチャ、ガラガラガラ)
ミソラ「どの辺りにあったっけ……」
クロエ「へえ、中は結構広いんだな」
アケチ「専門の用具かな? これ何に使うんだろう」
ユイ「どれ? ああ、それはね……」
クロエ「……ん?」
ミソラ「あ、これだ! って、どうしたんですかクロエさん」
クロエ「この飛行機、お父さんのか? 壊れてるけどなかなか」
ミソラ「えっ? 家の飛行機はここには置いてないはずですよ。
    他のお客さんのかな…… ちょっとそっちに行きます」
クロエ「ああ、お願い」

ミソラ「うーんと、これは確かにどこかで………… !?」

(ドクン)

ミソラ?「…………」

アケチ「? 大丈夫? 急に黙り込んで」
ミソラ?「フゥ、ようやく外に出られたね。
    フフフ、満月の夜に咲く赤い薔薇、怪盗レッドローズ、参上!」
ユイ「ミソラちゃん? 口調が……」
ミソラ?「ああ、君たちと直接会うのは初めてだね。 僕はレッドローズ。
    君たちのことはミソラの中から見させてもらっているよ」
クロエ「え? へ? 二重人格?」
Rローズ「いいや、僕は彼女の中に眠っている、もう一つの魂さ。 全くの別人だよ」
クロエ「あ、あのさあミソラちゃ、いやミソラさん。この前年下って言ったのは謝るよ。
    今凄く大人っぽい。うん。だ、だからもう悪戯はよしてくれよ? 不安になる」
Rローズ「悪戯でも何でもない、ただ一つの真実さ。受け止めたまえ、クロエくん」
ユイ「私いつものミソラちゃんの方が好きだよ? だからやめよ、ね?」
Rローズ「残念だが、僕の視界にルナティック号がある限り、僕は戻らない。
    ああ、言い忘れていたね。これは僕の飛行機だ」
アケチ「ええ、科学? 化学? オカルトっていうのか?」
Rローズ「解析しようとしても、無理だと思うがね。好きにするがいい」
クロエ「これ……マジ?」
Rローズ「さっきも言っただろう? 現実を受け止めたまえと」
クロエ「………… と、とりあえず信じるとして、まず……
    この飛行機から遠ざけろ!」
Rローズ「おおっと」(ヒラリ)
クロエ「な、なんだ今の身のこなし!」
Rローズ「ふむ、筋力不足だが、小さい体はなかなか扱い易いな」
クロエ「こら、ミソラさんに戻れ!」
Rローズ「いやだね。これから僕はやることがあるんだ。
    ルナティック号で大空へ羽ばたかねばならない」
クロエ「……今ここ、倉庫の中だぞ? 一人でこの飛行機を持ち出すのか?」
Rローズ「! ……こほん」
クロエ「おとなしくミソラさんに戻ってくれれば、協力してやらないこともない」
Rローズ「…………仕方がないね。 しかし、飛行機を視界から外しても、しばらく戻らないぞ?」
クロエ「いいからさっさと降りて来い!」

〔そして……〕
〔工場〕

クロエ「全く……」
Rローズ「さて、戻るまでの時間も退屈だね。僕の正体が知りたいかい?」
クロエ「まあ、知りたいと言えば知りたいけど……」
Rローズ「では、話しておこう。
    僕については、十年以上前のあの悲劇まで遡らねばならないね。
    偽善と悪意が跋扈する、ネグロの貧困街。 そして、奴隷市場。
    そこから、物語は始まる」
クロエ「(奴隷市場!!)」
Rローズ(装飾過多な語り…… 大げさなジェスチャー……
    気障な演出…… 歌も交え始める……)
ク・ユ・ア「ああああああ!!」
Rローズ「どうしたんだい君たち。 まだ話は始まったばかりだ、静かにしてくれたまえ」
クロエ「5分ぐらい聞いてたけど、さっきから全く話が進んでないじゃないか!」
ユイ「まだあなたがネグロの貧困層に住んでて姉が居た、ぐらいしかわからないわよ!」
Rローズ「普通に話してもそこにロマンは生まれないじゃないか。わからない奴だね」
アケチ「わからないでもいいから簡潔に話そう! すぐ!」
Rローズ「仕方がないね。 
    ……ネグロ、……貧困層、……姉、……詐欺師、……奴隷市場、……復讐、……敗北」
クロエ「今度は簡潔すぎてわからない……」
Rローズ「そこから推理してくれたまえ。 こうでもしないと……話し続けられる自信が無い」
クロエ「(な、泣きそう!?)」
Rローズ「さて、そろそろ戻るはずだ。あとはそちらで考えてくれたまえ。
    それから、ちゃんと協力してくれたまえよ」
クロエ「あ、おい」

(ドクン)

ミソラ「……あれ?」
ユイ「み、ミソラちゃんなの?」
ミソラ「そうですけど……どうしたんですか? 皆さんであたしを取り囲んで。
    それより、あたし倉庫にいたはずなのに、どうして?」
ク・ユ・ア「…………」
アケチ「どうやら……」
ユイ「本当、なんだろうね」
ミソラ「???」
クロエ「あ、それじゃあもう俺たち帰るよ、じゃあね」
ミソラ「ええー。まだユイお姉さんに教えてもらってないのに」
ユイ「ま、また今度ね! ごめんね!」
ミソラ「はーい。 それじゃあ、また来てくださいよ!」

クロエ「なんだったんだ…… ネグロの貧困層で、騙されて、奴隷になって、復讐しようとして、負けた?」
    それより、魂が本当なのかもわからないし……また来るか。もう一度あいつと話をしよう。
    ……気は進まないけど」

パーティ全員のHPが10回復した





No.51

■イベント:Rローズ参戦! 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/17(土) 23:02

【パライソうろつきイベント:レッドローズ参戦!】
パライソうろつきで「ネイビ工場へ行く」を選択、「レッドローズ参上!」を見ている


ミソラ「いらっしゃいませー。ごめんなさい、今日も留守です」
クロエ「あ、今日はミソラさんに用事で。突然だけど…… 『レッドローズ』って知ってる?」
ミソラ「? 外国のお菓子ですか?」
クロエ「(こっちも本気で知らないらしいな……) じゃあ、この前倉庫で飛行機を見たときのことは覚えてる?」
ミソラ「はい。 でも、あの飛行機を見た途端にぼーっとして……気がついたら工場にいました」
あ、もしかしてあたし、倒れたりしちゃったんですか!」
クロエ「いや、そんなことはない……その時のミソラさんがどうなってたか、聞く?
……かなりショックを受けると思うけれど」
ミソラ「? いいですよ、聞かせてください)

クロエ「(そのときの話をしました)」

ミソラ「もう! まだあたしを子供って思ってますね! からかわないで下さい!」
アケチ「いや、全部本当のこと……」
ミソラ「うそだうそだー!」
ユイ「ね、信じられないと思うけど、本当なの。 信じて、ミソラちゃん?」
ミソラ「うー。ユイお姉さんがそう言うなら……」
ク・ア「(だから何でそこはいいんだよ……)」
ミソラ「あ……そういえば、話の中で『ルナティック号』って言いましたよね」
クロエ「え、知ってるの?」
ミソラ「はい。
何ヶ月か前の話です。 海辺でお散歩してたら黒い煙が見えたから、火事かなって思って見に行ったんです。
そしたら、飛行機と大怪我したパイロットさんが落ちてて、
急いで家で手当てしたんですけど……死んじゃったんです、その人」
クロエ「…………」
ミソラ「それで、『無念だったが、飛行機だけでも直して供養にしよう』っておとーさんが言って、
海辺から飛行機を運ぼうとして……あれ?」
ユイ「どうしたの?」
ミソラ「ごめんなさい、そこから先を覚えてないんです。その時も気がついたら工場に……」
アケチ「まさか、飛行機を見たから?」
ミソラ「そ、そんなまさか! ……わかりました。じゃあもう一回あの飛行機見せてください。
それでまた意識がなくなるようなら、ホントに信じます」
クロエ「わかった。じゃあ倉庫に行こうか
(またアレと話すのか……でもアイツにも聞きたいことはあるしな)」

〔そして……〕

クロエ「ミソラさん、ここの先に飛行機があるから、見てきてくれるかな」
ミソラ「はい、わかりました。 (にゅっ)
あ、やっぱりこの、ひこーき……あ……」

(ドクン)

アケチ「ミソラちゃん?」
Rローズ「……やれやれ。出てくるだけでも一苦労だね」
クロエ「や、やっぱり変わった……」
Rローズ「当たり前さ。僕の魂は、ルナティック号でこそ呼び覚まされる。
それで、彼女から話は聞いただろう?」
クロエ「ああ。二人ともの話を信じるなら、お前は墜落したパイロットの魂ってことか?」
Rローズ「ご名答。未練が強かったのか、どうにも死に切れなくてね。
咄嗟にこの体に潜り込ませてもらったのさ。いやいや、感謝してるよミソラには。
さて、この前の話と合せて、大体事情は察してくれるかな」
アケチ「敗北、って言ってましたね。空戦で負けて墜落した?
それと奴隷市場、復讐…… 君は、市場になんらかの怨みがあって、その飛行機で挑んで、
そして負けてパライソに落ちた……というとこでしょうか」
Rローズ「なかなか頭が良くて助かるよ。
僕は、もう一度あそこへ行く。今度こそ復讐劇の幕引きをしなければね」
クロエ「……ダメだ。
おそらくその飛行機じゃ、また死んでおしまいだよ。それにその体はミソラさんのものだろ?」
Rローズ「ではなんだい。僕は彼女の寿命が尽きるまで、中で悶々としていろと」
クロエ「…… 奴隷市場は、俺たちも潰さなきゃいけないと思ってる。
だから、少し協力してくれ」
Rローズ「何?」
クロエ「お前の腕前がどれほどかはわからないが、あそこに挑むってことはそれなりに自信はあるんだろ?
それに、今は戦力が欲しいんだ。
あの奴隷市場は、一人じゃ絶対に潰せない。 それは挑んだ君が、俺たちよりもわかってるんじゃないか」
Rローズ「ン……」
クロエ「お前の体じゃないから、絶対に無茶はしない。死なない。
これを守ってくれるなら、一緒に奴隷市場を潰そう」
Rローズ「………… 仕方がないね。君たちに、僕の舞台の役者になってもらってもいいだろう」
クロエ「なーんか引っかかる言い方だな。 まあいいや、よろしく頼むよ」
ユイ「ちょっと待って!」
クロエ「どうした、ユイ?」
ユイ「ミソラちゃんの許可はとらなくていいの?」
クロエ「そうだった! ごめん。一回ミソラさんに戻ってくれ」
Rローズ「いいだろう。 OKと彼女が言うなら、必ずまた出させてもらうよ」

〔そして……〕

ミソラ「はっ! ま、また工場…… ホントに、ホントだったんですね」
クロエ「うん。信じてもらえたかな。
……それでさ、ミソラさん。急に申し訳ないんだけど」
ミソラ「何ですか?」
クロエ「……パライソから外に、出ていってみる気はないかな?」
ミソラ「ふえ?」
クロエ「ご、ごめん、突然すぎてわからないよね。
実は……(倉庫の中でのことを話しました)」
ミソラ「……」
クロエ「絶対に危険なことはさせない。必ずパライソに戻ってこられるようにする。
どう……かな?」
ミソラ「うん、いいですよ!」
クロエ「え、そんなあっさり?」
ミソラ「だって、そのレッドローズさんがあたしの中で生きてるんでしょ?
一度助けられなかった人だから、今度こそ助けてあげたいんです」
クロエ「ミソラさん……」
ミソラ「それに、ここから外に出たことなかったし、楽しそうです!
いろいろな街を見せてください!」
クロエ「よし、わかった。
これからよろしくな! ミソラさん。それと、君のなかのレッドローズにも」
ミソラ「はい! よろしくお願いします!
あ、それからユイさん! 飛行機に乗ってるとき、あたしにいろいろ教えてください!」
ユイ「もっちろん! いっぱい教えてあげるからね!」

レッドローズが仲間になった!



おまけ
アケチ「お嬢さんには、現在二つの人格が同時に存在しています。
彼女からいろいろ話を聞きました。
おそらく人の死を目の当たりにショックで出来たものでしょう。
怖い記憶やストレスをもう一つの人格に押し付けて、元の彼女が平静を保っています。
しかしこれ、放っておくとやがて取り返しのつかないことになります。
もう一つの人格が元の彼女を押しつぶしてしまったり、
ある日人格が突然消えて大量のストレスや記憶が一気に流れ込んで彼女が壊れてしまったり。
これを治すにはチーガオにいい薬と療法があるんです。
ミソラさんのお父さん、お母さん。どうか少しだけ、お嬢さんを僕らに任せていただけないでしょうか。
それと……」

クロエ「(こういうところで、かなり頼りになるよな)」
ユイ「(クロエが言ってもなんか説得力なさそうだしね)」
クロエ「(うるさい!)」





No.67

■ランダムイベント:ソネットとミソラ 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/20(火) 22:38

ランダムイベント:ソネットとミソラ
【ミソラとソネットが仲間にいる】

ソネット「クロエ君、少々いいですか。
あの、ミソラ でしたっけ? 小さい女の子のことです」
クロエ「え? ミソラさんがどうかしました?」
ソネット「貴方が連れているということは、何らかの事情があるのはわかります。
しかし、あまりに幼すぎるでしょう。
安全でいられる子なら、安全な場所にいるべきです。
危険がありすぎますし、あまり納得出来ませんね」
クロエ「あ、えーと……ミソラさんは実は、18歳なんです」
ソネット「はい?」
クロエ「ミソラさんは俺よりも、年上なんで……」
ソネット「下手な言い訳はいりません。
きっちり理由を話してもらえば、少しは考えますが」
クロエ「いや、本当に!」

ミソラ「ユイお姉さーん、出来ましたよ!」
ユイ「はいはーい、今見てあげるから待っててね」

ソネット「……もう通じませんよ」
クロエ「あああ、ややこしいことに……」

ユイ「あれ? おっかしいな……動かない」
ミソラ「ええっ! ひょっとしてあたし、どこかで間違えたのかも……」
ユイ「ううん、そんなことは無さそうよミソラちゃん
壊れてるのってここだけじゃなかったのかも……
うーん……あ! ソネットさん、いいところに!」
ミソラ「(びくっ)」
ユイ「どしたの?」
ミソラ「あ、あ、えっと……
(小声)あの人、雰囲気が怖くて苦手なんです……」
ユイ「大丈夫よ。 あの人、本当は優しくて凄い人なんだから」
ミソラ「ふえ……本当ですか……?」

ソネット「どうしました?」
ユイ「ここ、今直したばっかりなのに動かなかったんです。
どこか別の場所が壊れてると思うんですけど、それがどこかわからなくて」
ソネット「どれ、ちょっと見せてください
…… ああ、この音は」
(てきぱきてきぱき)
ソネット「はい、これで直りましたよ」
ユイ「ああ、助かりました!」
ミソラ「…………」(きらきらと瞳を輝かせ)
ユイ「ミソラちゃん?」
ミソラ「わあっ! すごいすごい! ソネットさんって!」
ソネット「は、はぁ?」
ミソラ「すっごくかっこよかったです! 手際がよくて、ぱぱってすぐに直しちゃって、
頼りになって、手もよく見たら油が染み込んでて、
同じ……まるであたしのおとーさんみたいです」
ソネット「なっ……」
ミソラ「おとーさんも修理屋さんなんです。
でも帰るまでは教えてもらえないから……
もしよかったら、ユイお姉さんと一緒に
これからもあたしにいろいろ教えてください!」
ソネット「……わかりました」


ソネット「……いいですね。ああいう子がいてもいいでしょう。
但しまだ幼いですから、絶対に危険には遭わせないように」
クロエ「あれ、なんだか妙な納得のされ方をした……」

ソネットのHPが全回復した! ミソラのHPが全回復した!


ここでサクラが仲間にいれば、
タワシさんの描いてらっしゃった
このイベント
↑に分岐します!
と勝手にさせていただきます、タワシさんすみません……!





No.74

■ネグロイベント:迷い子 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/22(木) 00:06

ネグロイベント:迷い子
【ミソラを初めてネグロに連れて来たとき、必ず発生】

クロエ「ネグロに着いたぞ」

ユイ「あれ、ミソラちゃんは?」
クロエ「えっ!?」

ミソラ「えええん……迷っちゃった……ぐすん
道もわからないし、この街もなんだか怖いし……どうしよう」
カミカワ「どうしたんだ、そこの女の子」
ミソラ「(びくっ)え、あ、あたしですか……?」
カミカワ「そんなに怖がんなよ。 暗い顔をしてたから、心配になっただけだ」
ミソラ「あなたは……誰ですか?」
カミカワ「ああ、俺はカミカワ。ネグロの住人だ。
君、ここは初めてか?」
ミソラ「はい。ちょっと路地に入ったら、一緒にいた人とはぐれちゃって……ひっく」
カミカワ「……そうか。 じゃあ、俺が一緒に探してやるから、泣くな」
ミソラ「え……?」
カミカワ「ちょっとぐらいならネグロの案内も兼ねてしてやる。 来るか?」
ミソラ「は、はい!」
カミカワ「そうだ、名前を聞いてなかったな」
ミソラ「そ、そうでした。あたしはミソラです!」

カミカワ「ミソラだな。 じゃあ、まずは『ネグロで人が一番集まる場所』に行くか」

ミソラ「はい!」
カミカワ「(上からはとにかく女を連れて来い、って言われたからな。外国の女でも構わねえだろ)」

ユイ(ミソラちゃーん! どこ行ったのー!)
ミソラ「!! ユイお姉さんだ!」
カミカワ「どうした?」
ミソラ「一緒に来た人が見つかったんです!
ユイお姉さーん! ここにいまーす!」
カミカワ「(……チッ)」
ユイ「ユウ、アケチ、こっち!
もう、勝手に離れちゃダメでしょ! 心配させて……」
ミソラ「ふえええ、ごめんなさい!」
カミカワ「見つかったのか、良かったな」
クロエ「この人は?」
ミソラ「あ、カミカワさんです。 迷ってるあたしに声をかけてくれて、一緒に探そうって……」
クロエ「それはまた…… お世話になりました」
カミカワ「いやなに。
こんな場所で女の子が一人で歩いてたら危ないからな。
連れ去られて売られることもあるんだから、気をつけろよ? ミソラ」
ミソラ「は、はい!」
カミカワ「いい子だ。 なかなか可愛いじゃないか。
気に入ったよ。今度会ったら、また案内してやる。じゃあな」
ミソラ「はい、ありがとうございました!」


〔その夜……〕


クロエ「レッドローズの方に話があるんだ、一回出してくれるか?」
ミソラ「? いいですよー」

(ドクン)

Rローズ「なんだい、僕に用事……と言いたいところだが、
その前に一つだけ言わねばならないことがある」
クロエ「へ? まあいいけど」
Rローズ「ネグロにいる間、絶対にミソラから目を離さないように」
クロエ「そりゃ目は離さないよ。今日もあのカミカワさんって人に助けられていなきゃ、どうなったか……」

Rローズ「違うそこじゃない! カミカワという男は、奴隷市場の手先だ!!」
クロエ「!!」
Rローズ「君たちが見つけるのがあと一歩遅ければ、今頃売られていただろうね」
クロエ「そんな…… でも、何故お前がそんなことをはっきり言えるんだ……?」

Rローズ「何も変わっていない……あの目つきも。
上辺だけは優しい話し方も。
その中の汚れきった心も。
何もかも」
クロエ「レッドローズ……?」
Rローズ「十年前と……何も変わってない。
僕も、あの男に…………騙された」





No.97

■『迷い子』の続き 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/23(金) 23:57

Rローズ「少し、昔話を聞いてくれるかい?」
クロエ「……ああ」
Rローズ「ありがとう。
僕は父も母も知らない。気がついたら姉と二人で暮らしていたんだ」
それはそれは貧しくて、今日を食いつなぐのにも苦労する生活だったよ」
クロエ「普通の口調でいいのか?」
Rローズ「構わないよ。今日は怒りに満ちていて、泣ける気分でもないのでね。
ある日、貧困街に富裕層の男が来た。
『自分は、貧困と富裕の壁をなくしたい』と耳当たりのいいことを言って、
食べ物や少しながらの金も置いていったんだ。
初めは皆警戒していたが、食べてみたら全く問題ない食べ物でね。
3回ほど来た頃には、すっかり信用していたよ。情けないことにね。

そして、4回目に来たとき。
『子供達に美味しい物を食べさせてやりたい』と言ってきてね。
僕や姉も含む、近くの子供はほとんどついていったのさ。
――そこで、ほとんど全員が捕らえられた」

クロエ「…………」
Rローズ「僕は身が軽かったからね、必死に捕らえようとする手をかわした。
それでも捕まりそうになったとき、姉が僕をかばってね。
その隙に必死に逃げて、逃げて……結局、僕だけは助かった。
……悲しくて、悔しくてね。役に立たない反撃もしたよ。
奴らの手口を周囲の貧困街に教えてまわったり、金持ち相手に泥棒してみたり。
そしたらいつの間にか有名になっていたよ。
『器用さが役に立つ』と言われて、富裕層の家に養子として貰われた。
そこでパイロットの技術も学んだ。覚えは早かった、主人も結構喜んでくれてね。
このままここで暮らすのも悪くない、と思ったこともあった」
クロエ「なら、どうして……」
Rローズ「……見たのさ。僕の姉が、傲慢そうな金持ちに、連れて行かれているのを。
このままじゃやはりダメだと思って、
あの、満月が美しかった夜に……大金と飛行機と一緒に、ブランシエへ逃げたのさ。

……僕は、今度こそ必ず潰すよ。カミカワも、奴隷市場も」

クロエ「……そう、か」
Rローズ「失敬、つまらない話をしてしまったね。
君のほうから話があったんだろう?」
クロエ「そうだった。
俺たちはもうすぐ、奴隷市場に乗り込むことになる。
その時に、ぜひお前も連れて行きたい」
Rローズ「ありがとう。任せてくれたまえ」
クロエ「あ、あともちろん」

 A:その体は大切にしろよ
→B:ミソラさんのことを考えろよ

(Aを選んだ場合、フラグ未成立。奴隷解放クエストに影響)

Rローズ「わかっているよ。この体は大切にしている」
クロエ「……ミソラさんは、お前にとって体を貸してくれてるだけの存在か?」
Rローズ「イエスかノーで問われるならば、前者だね。
確かに助けようとしてくれた恩はあるが、今はそれだけだ」
クロエ「だけどなレッドローズ。 潜り込んだのがミソラさんでなきゃ、きっとお前は今ここにいないぞ」
Rローズ「どういう意味だい?」
クロエ「考えてみろよ。普通、
『君の中に別の魂があるから、そいつのために命を危険に晒してくれ』
なんて言って、頷く人がいるか?」
Rローズ「……まあ、いないだろうね」
クロエ「だろうな。でも、ミソラさんは頷いた。断れる道もあったのに。
『一度救えなかったから今度こそ』って、迷わずに、彼女は危険な道に飛び込んだ」
Rローズ「!! ……全く、真面目だねミソラは。
たまたま出会った者が、自分を救ってくれるたった一人の運命の人、とでも言うのかい?
人の世の、素敵な奇跡を感じさせてくれるね」
クロエ「もう一度聞く。 ミソラさんのことをちゃんと考えてくれるか?」
Rローズ「いいだろう。
僕はこれから、彼女と二人で舞台を演じさせてもらうよ」


レッドローズがパワーアップした!





No.98

■レッドローズラストイベント 投稿者:アイス 投稿日:2012/03/23(金) 23:57

【奴隷解放クエスト中、Rローズを連れている】


Rローズ「すまない、僕の機体が危ない。一旦先に、下に降りさせてもらうよ」
クロエ「了解。気をつけろよ!」

カミカワ「(ったく、勝手にドンパチやりやがって。
どうせどうもならねえだろうよ。
流れ弾でも喰らう前に、とっとと安全な場所へ逃げるか)」

Rローズ「ふう…… ッ!! カミカワ!」
カミカワ「ん? ああ、誰かと思えばいつかの可愛い迷子じゃねえか。
また迷ったのか? 今ここらは危ないことになってるぜ。俺と一緒に安全なところまで」
Rローズ「少し静かにしてくれないかい。 今僕は貴様の知っているような可愛い素直な女ではないのでね。
僕は……彼女の中にいる別の魂だ」
カミカワ「はぁあ?」
Rローズ「この名前を聞けば少しは思い出してくれるかな?
僕は今、『レッドローズ』だ」
カミカワ「レッドローズ……ああ、随分昔、俺の策略を周りにばらしやがったガキだな。
周りの仲間も構わずに一人だけ逃げやがった臆病野郎でもあったか?」
Rローズ「黙れ!!」(カッ!)
カミカワ「カード……? 皮膚が切れてやがる……おおう、怖いね」
Rローズ「次は、このカードで貴様の首を切らせてもらう。
それで、僕の復讐劇の最終幕もおしまいだ」
カミカワ「(……こいつはやべえな) 誰がそんなモンに付き合うかよ!」
Rローズ「! 逃げるな!」

迷い子で選んだ選択肢により分岐
Aを選んだルート
Rローズ「待て!!」
カミカワ「ち、しつこく追いかけてきやがる……!」
Rローズ「はっ!」
カミカワ「(回りこまれただと!?)」
Rローズ「さあ、君の命運はここまでだ、おとなしく……あ……」
カミカワ「ああ、なんだぁ?」
Rローズ「(しまった、こんなところで、時間切れ、か
このままでは……ミソラ、に…………)」
ミソラ「……あれ、ここどこ?」
カミカワ「も、戻った?」
ミソラ「ああ、カミカワさん!!
どうしよう、あたしまた迷っちゃったんです! 気がついたら、ここに……」
カミカワ「……そうか。
じゃあ、俺と一緒に安全な場所まで行こうか」
ミソラ「は、はい!」

レッドローズがいなくなった……




Bを選んだルート
Rローズ「! (……いや、待て。
ここで追いかければ、僕は数分でミソラに戻ってしまう。
僕は奴さえ倒せればそれでいいが、ミソラは……
純粋な彼女のことだ、ここに戻ってくるまでにまた誰かに騙されて……今度こそ売られてしまう!
……我慢、だ)」

クロエ「なんとか上空の敵は退けた!
復帰してくれ、空からカジノに突入する!」
Rローズ「了解だ、クロエくん。
ああ、それと……後で、少々付き合ってくれたまえ」


(クエストクリア後)


カミカワ「ふう……逃げ切った、か」
Rローズ「さあて、それはどうかな?」
カミカワ「!! お、お前は……」
Rローズ「満月の夜に咲く赤い薔薇、怪盗レッドローズ、参上。
今宵は、君の命を奪いに参上したよ」
カミカワ「くっ……! 逃げ……」
クロエ「残念、今度は無理だぞ」
カミカワ「っこいつは! あの時一緒にいた……お前の仲間か……!」
Rローズ「ご名答。さて、もう逃げ場はないよ? ……覚悟は出来たかい」
カミカワ「く、来るな、来るなァァーーーっ!!」
Rローズ「せめて散り際ぐらい、気高き薔薇のように美しくいたまえ、カミカワ君」

(サク……)


クロエ「……なぁ、なんで」
Rローズ「なんだい?」
クロエ「あんな、殺すような……


演技をしたのか、聞いてもいいか?」
Rローズ「そっちの方が楽しいじゃあないか。
奴の極限まで追い詰められた怯えた顔を見たら、気分が清々したよ。
さて、適当に役所にでも突き出しておこうか」
クロエ「これでお前の恨みも晴れた、か?」
Rローズ「そうだね。少しは。 そして……だから、お別れだ」
クロエ「!! そんな、いきなり!」
Rローズ「随分と命の約束破りをしてしまったよ。とっくに制限時間は過ぎたんだ、僕はもう天に昇らなければね。
……そんな悲しい顔をしないでくれたまえ、クロエくん。
普段は僕と話すのに、あんなに嫌そうな顔をしていたのに」
クロエ「あ、あれは、お前の話が、いちいち、長くて……」
Rローズ「最後くらい笑顔で送ろうという粋な気遣いはないのかい?
そんなことでは、いつまでも女性にもてないよ」
クロエ「うるさい!」
Rローズ「フフフ。泣き顔よりはその方が少しは君に似合うね。
君達に、そしてミソラに、出会えてよかったよ。

ありがとう。

それじゃあ」

クロエ「レッドローズ!!」

ミソラ「う、ううん……?
あれ、ここは…… って、あの飛行機! ……あれ?
何にもならない……
あ、あの、レッドローズさんは?」
クロエ「ああ、あいつは。もう、帰ったよ」
ミソラ「……え?」


レッドローズがパーティからいなくなった
レッドローズ(ミソラ)アルバム確定





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パワポケスタジアムで行われた「パワポケ空族祭」の作品をまとめてあります。
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